第15回関学英米文学月例会要旨
日曜日, 8月 15th, 2010【題目】混在する他者の陰―Candidaにおける二人の男
【発表者】磯部祐実子 (D3)
本発表では、G. B. ShawのCandida(1894)における二人の男、James MorellとEugene Marchbanksに焦点を当て、MarchbanksをCandida Morellへの愛情を契機として立ち現れる、Morellの抑圧された無意識を体現するものと位置付けて論じた。そして徐々に重なり合う二人の気質、さらにその分裂を分析しつつ、一人の女を巡る勝者と敗者に留まらない男達の複雑な関係を考察した。